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味の形 迫川尚子インタビュー (ferment vol.01)

迫川尚子、(よ)・著

■本書の内容
新宿駅最後の小さなお店「ビア&カフェ ベルク」。迫川副店長に聞いた、食の自由と、味の共感覚。6万字の記録。毎日1500人もの利用客が訪れる大繁盛店、新宿ベルクの迫川副店長は、食べものの味覚を形として記憶できるという。食(レシピ)には著作権がない。だからこそ文化本来の姿をとどめている(『食の職』より)。そう主張する副店長が、味に形を見ている。そのことに、なにかとても腑に落ちるものを感じ、ぜひ話を聞いてみたいと思った。

■著者プロフィール
迫川尚子(さこかわ・なおこ)。種子島生まれ。女子美術短期大学服飾デザイン科、現代写真研究所卒業。テキスタイルデザイナー、絵本出版社編集者を経て、写真家に。写真家としての活動と並行し、「ビア & カフェ BERG」の副店長をつとめる。店では商品開発、人事、店内展示を担当。著書に、『日計り Shinjuku, day after day ―迫川尚子写真集』(新宿書房)、『新宿ダンボール村―迫川尚子写真集 1996-1998』(DU BOOKS)、『「食の職」 新宿ベルク: 安くて本格的な味の秘密』 (ちくま文庫)がある。唎酒師、調理師、アート・ナビゲーターの資格を持つ。2013 年より現代写真研究所講師に。

■制作スタッフ
装画:坂口恭平
装幀:平塚兼右(PiDEZA Inc.)

■書籍データ
価格:本体 800 円+税 
仕様:B6版、160ページ、ソフトカバー
書籍コード:ISBN 978-4-9908637-0-8 C0077
発行年月:2015 年 12月