日本酒、どぶろく、韓国のマッコリの親戚のようなタイの伝統的な米の醸造酒「サートー」(สาโท)を、クラフト的な文脈で再定義して醸している新しい造り手が近年のタイで誕生。そのうちのひとつであるノンタブリーのDEVANOM醸造所についてリポートしています。日本の「クラフトサケ」のように、タイのお酒の世界にも新しいムーブメントが起きていることを知った驚きを、スピード感を優先して小さなZINEにまとめました。
A3の用紙の表と裏に印刷して折りたたんだ仕様で、ボリュームのある雑誌記事1本分くらいの情報量です。こうしたピンポイントで小さなトピックをnoteやSNSなどに書いて終わりにせず、パッケージ化してみようという編集的意図も込めました。OPP袋に封入してあり、取材した醸造所のつくるサートーへのオマージュを込めたステッカーが付いています。
『CRAFT SATO タイ伝統酒の新展開』
著者:ワダヨシ(ferment books)
デザイン:藤田康平(Barber)
仕様:A3の用紙の表2色、裏カラー ステッカー付き
発行:2025年5月11日